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電気工事士と工事担任者は両方取れる?ダブル取得のメリットは?

工事担任者

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「電気工事士と工事担任者、どちらも気になっているけど、両方取れるものなの?」——資格を調べていると、この2つはよくセットで出てきます。

私はIT業界で通信・ネットワークの仕事をしていて、まず工事担任者に興味を持ったのですが、調べるうちに「電気工事士とあわせて取ると現場で扱える範囲が一気に広がる」と分かりました。結論から言うと、2つは別々の国家資格で、もちろん両方取れます。しかも組み合わせの相性がとても良いです。

この記事では、電気工事士と工事担任者のダブル取得について、それぞれの違い・両方取るメリット・取る順番を、当事者目線で解説します。

この記事でわかること

  • 電気工事士と工事担任者は何が違うのか
  • 両方取るとどんなメリットがあるか
  • どちらから取るのがおすすめか
  • ダブル取得を目指すときの勉強の進め方

それでは見ていきましょう。

電気工事士と工事担任者は何が違う?

結論から言うと、電気工事士は「電気」の工事、工事担任者は「電気通信」の工事の資格です。守備範囲が隣り合っていて、重なりません。

電気工事士(第二種)は、住宅や店舗などの屋内配線、コンセントや照明の設置といった「電気設備」の工事をするための国家資格です。一方、工事担任者は、電話やインターネットの回線に、電話機・モデム・ルーターなどの端末設備をつなぐ「電気通信」の工事をするための国家資格です。

イメージで言うと、壁の中を通る電気の配線が電気工事士の領域、その家にやってくるネット回線と端末をつなぐ部分が工事担任者の領域です。建物の設備として隣り合っているからこそ、両方を持っていると「電気も通信も分かる人」として現場での価値が上がります。

それぞれの資格の詳細はこちら:電気工事士ってどんな資格?できることや難易度・合格率を解説工事担任者ってどんな資格?難易度や種類をわかりやすく解説

両方取るとどんなメリットがある?

ダブル取得のメリットは、大きく3つあります。

1つ目は、仕事で扱える範囲が広がることです。通信工事の現場では、ネット回線の工事(工事担任者)と、それに付随する電気側の作業(電気工事士)の両方が関わる場面があります。両方持っていれば一人で対応できる幅が広がり、求人やキャリアでの評価にもつながります。

2つ目は、学んだ知識が一部つながることです。電気工事士で学ぶ電気の基礎(電圧・電流・抵抗など)は、工事担任者の「基礎」科目に出てくる電気回路の理解を助けてくれます。完全に同じ範囲ではありませんが、片方を勉強した経験が、もう片方の土台になる感覚はありました。

3つ目は、取得のハードルが現実的なことです。どちらも入門級(電気工事士は第二種、工事担任者は第二級デジタル通信)であれば、受験資格に制限がなく、独学でも狙えるレベルです。難関資格を1つ取るより、相性の良い入門級を2つ取るほうが、努力が分散せず達成感も得やすいと感じました。

どちらから取るのがおすすめ?

順番に決まりはありませんが、人によっておすすめは変わります

電気が初めてで、計算に苦手意識がある人は、第二種電気工事士から取るのがおすすめです。電気の基礎を先に体に入れておくと、工事担任者の「基礎」科目に出る電気回路で迷いにくくなります。電気工事士は学科に加えて技能(実技)試験があるぶん手は動かしますが、その経験が「電気の土台」になります。

逆に、私のようにIT・通信の仕事に近い人は、工事担任者から入るほうが入りやすいかもしれません。工事担任者の「技術」科目はネットワークや端末設備の知識が中心で、IT畑の人にはなじみやすいからです。第二級デジタル通信はCBT方式で通年いつでも受けられるので、思い立ったときにスタートできるのも利点です。

どちらを先にしても、片方で得た知識がもう片方に効いてきます。自分のバックグラウンドで「とっつきやすいほう」から始めるのが、挫折しにくい選び方だと思います。

電気工事士の独学の進め方はこちら:第二種電気工事士は独学で受かる?合格までのロードマップを解説

工事担任者の独学の進め方はこちら:工事担任者 第二級デジタル通信 独学ガイド(勉強法・科目・申込)

ダブル取得を目指すときの進め方

2つを目指すなら、1つずつ確実に仕上げるのが鉄則です。

同時並行は一見効率的に見えますが、試験の形式が違う(電気工事士は技能試験あり、工事担任者はCBT)ため、頭の使い方が分散して中途半端になりがちです。私のおすすめは、まず片方に集中して合格し、その勢いともう片方への土台ができた状態で次に進む流れです。電気工事士は試験が年2回と時期が決まっているので、その日程を軸にして、通年で受けられる工事担任者を前後の空いた時期に当てはめる——という組み立てもしやすいです。

また、工事担任者には科目免除の制度があり、保有資格や実務経歴によっては科目が減る場合があります。ダブル取得を狙うなら、自分が使える免除がないかも確認しておくと、トータルの負担を減らせます。

科目免除の条件はこちら:工事担任者の科目免除の条件は?どの資格で何が免除される?

2つの資格を独学で並行して進めるのが不安なら、電気・通信の現場系国家資格をまとめて扱うeラーニング講座を使う手もあります。同じ系統の資格をシリーズで学べるので、ダブル取得を見据える人には選択肢になります。

まとめ:相性の良い2資格。とっつきやすいほうから1つずつ

今回は、電気工事士と工事担任者のダブル取得について解説しました。

この記事の要点

  • 電気工事士は「電気」、工事担任者は「電気通信」の工事の資格。範囲が隣り合い、相性が良い
  • ダブル取得で「扱える範囲が広がる」「知識が一部つながる」「入門級なら現実的」の3メリット
  • 電気が苦手なら電気工事士から、IT・通信に近いなら工事担任者から入りやすい
  • 同時並行より1つずつ確実に。科目免除が使えないかも確認しておく

「電気も通信も分かる人」は、現場で重宝されます。まずは自分に合うほうから、一歩を踏み出してみてください。

電気工事士から始めるなら:第二種電気工事士は独学で受かる?合格までのロードマップを解説

工事担任者から始めるなら:工事担任者 第二級デジタル通信 独学ガイド(勉強法・科目・申込)

この記事を書いた人:IT業界で通信・ネットワーク関連の仕事をしているアストロ。電気工事士(第二種)と工事担任者(第二級デジタル通信)のダブル取得を、これから資格を目指す人の目線でまとめました。試験制度は電気工事士=一般財団法人 電気技術者試験センター、工事担任者=一般財団法人 日本データ通信協会 電気通信国家試験センターの公表情報にもとづき2026年6月時点で確認しています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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